「毒」のなかになぜ

「母」がいるのか?

 

日本人が日常生活のなかで使っている漢字は2000~3000字程度といわれ、

「常用漢字」では現在2136字が選定されている。

このように私たちはふだん多くの漢字と接しているにもかかわらず、たとえば「毒」という字を前にして、

どうして「毒」のなにか「母」がいるのか、といったことをいったん考えてみると、じつはよくわからないことが多い。

本書では1頁に付き1つの漢字を取り上げ、その字源(成り立ち)について謎解きを試みた。

 

「鳩」がなぜ「九」と「鳥」なのか?「獄」にはなぜ「犬」2匹いるのか?など、

普段は思いつきもしない、でも言われてみれば気になってしまう

字源の疑問172字を紹介しています。

 

誰かに話したくなる漢字のトリビア、

自分の名前の字を探してみても面白いですね。

字源の謎を解く
北嶋 廣敏
イースト・プレス
880円(税込)