「愛美は死にました。しかし事故ではありません。このクラスの生徒に殺されたのです」
我が子を殺された女教師のHRでの「告白」から始まり、「級友」「犯人」「犯人の家族」と語り手が変わっていきます。
徐々に明らかとなっていく「事件」の全貌と、それぞれの末路にはぞっとしてしまいます・・・
冒頭からラストの1ページまで、他とはちがう「暗くて黒くて深い」雰囲気に圧倒してしまいます。
コミックや映画にもなっているので、そちらと見比べてみるのも良いかもしれません。