文学界全体をざわつかせた、スーパー中学生作家・鈴木るりかの小説第2弾です!
今回の舞台は、中学校。
時間割に見立てた7編の短編で、鮮やかに現代人の苦悩、笑い、絆、友情、想いを描写。
現役中学生の目を通して「生きる」ことについて大いに考えさせられます。
笑って笑って、ホロッと泣かせる、胸に迫る青春群像小説です。
心にすっと入ってくる文体はそのままに、構成の妙が光る今作。
どこまでも自然な会話文などは実在の人物の言葉のようで、
特に主人公・明日香とお母さんとの会話などは、実体験なのでは?と勘ぐってしまいます。
中学生ばなれした語彙力ながら、感性は中学生そのもの。
文章の間から、きらきらした何かが見えるようです。
「あー仕事しんどい」と思っている大人ほど読んでほしい、
読み味スッキリの一冊です。
金沢ビーンズに鈴木るりかさんご来店!
ありがとうございました!!!