就職活動。
最終選考に残った六人の就活生に与えられた課題は
「六人の中から一人の内定者を決める」こと。
仲間だったはずの六人は、ひとつの席を奪い合うライバルになった。
たった数分の面接で今後の人生が決まる。
人生のどこを切り取るか、どこまで本当でどこまでが嘘なのか。
そのたった一面を「そういう目」で見てしまい、一方で真実を知ればその印象は真逆に。
自分の浅はかさに落胆、そして恐怖を感じました。
怒涛の伏線回収に何周も読み返したくなる作品です。