読んだところでなんのタメにもならないかもしれません。
みうらじゅん 監修/PHP研究所
704円
食パンの袋を止めてるやつとか、野球帽のてっぺんの丸いやつとか、何て呼べばいいか分からない「アレ」たちにも、実はちゃんとした名前があったりします。そんな知る人ぞ知るモノたちの名前を、みうらじゅんさんと一緒に楽しく学んでみませんか。学んだところで一生呼ぶ機会がないような気がしますが。
サラ・クーパー 著 ビジネスあるある研究会 訳/早川書房
1,650円
何の準備も中身のある発言もなしに、どんな人でも会議の中心人物になれるテクニックがたくさん紹介されています。優秀な人間だと思われることは、いうまでもなく出世に不可欠なことです。あなたもこの本を活用して、無意味で退屈な会議を自己アピールの場としてしまいましょう!うまくいけば、周りはあなたが会社に、必要不可欠な人材だと勘違いしてくれるでしょう。
ランドール・マンロー 著 吉田三知世 訳/早川書房
1,760円
あまりにも突飛なハウトゥー本。元NASAの技術者による、論理的な考察と綿密な計算から導き出されるしょうもない結論。川の水をすべて蒸発させるには電気ポットは何台必要か、自宅丸ごと引越しす方法など、知っていても実行不能な知識がたくさん身に付きます。
中山 著 千野エー イラスト/飛鳥新社
550円
大学入試に必要な単語数は5,000~6,000語程度と言われています。ここではあえてそれ以外の単語の中でもとくに覚える必要のないものを覚えることができます。ふざけた例文とばかばかしいイラストが妙に印象に残ってしまい、無駄に覚えやすかったりします。
マックス・ブルックス 著 卯月音由紀 訳 森瀬繚 翻訳監修/KADOKAWA
1,980円
ゾンビによる終末が現実に起こった場合、生き残るためにいかなる行動をすべきかを考察した本です。ゾンビの習性や戦い方などはともかく、やけに長大な必要物資のリストや、学校・病院等ロケーションごとに立て籠もりに有利不利な点が記述されているなど、本当にゾンビを見てきたのではないかと感じるほど具体的で、妙に感心してしまいます。
ライアン・ノース 著 吉田三知世 訳/早川書房
3,080円
タイムマシンの故障で過去からもどれなくなってしまった人向けに、ゼロから文明を起こす方法が書かれています。服のつくり方や植物の品種改良の方法といった衣食住についてはもちろん、哲学の主要な考え方などもこれ1冊で知ることができます。タイムトラベラー以外にも、人類滅亡後の世界に備えたい人、異世界に転生して大活躍する予定の人などにもオススメできるかも。
内山昭一 監修 21世紀の食調査班 編/自由国民社
1,540円
事実として、昆虫食は食糧危機への対策や宇宙食として世界で注目されています。遠くない将来、虫を食べることが当たり前になる可能性は充分ありえるのです。本書は「入手が比較的容易で食用に適した132種を厳選、調理法や味・食感をまとめた」とのことで実用性が高そうです。持ち運びしやすいサイズですので散歩のお供にぜひ。
鉄人社編集部 編/鉄人社
737円
クレジットカードの盗難など金銭的なトラブルから、テロにあってしまったときの対処などの生命の危機まで、人生で訪れるかもしれない様々なピンチへの対策に。他ではなかなか得難い知識が満載です。出来れば役に立たずにおいてほしいことばかりですが、この本がいつかあなたの運命を変えることになるかもしれません。
五十嵐杏南 著/総合法令出版
1,430円
イグノーベル賞とは笑えて、考えさせられる研究に与えられる、ノーベル賞のパロディです。見事その栄誉に授かった研究を、面白おかしく解説したのが本書です。何の意味があって、何がきっかけでそんなこと調べようと思ったのかよくわからないものばかりですが、ムダと切り捨てるのは早計です。どんな偉大な発見だって今日明日私たちの役立つ事なんてまずないからです。いつの日にか、イグノーベル賞が「人類に最大の貢献」をもたらす可能性は誰にも否定できません。
茶んた 著/宝島社
1,100円
「死亡フラグ」とはフィクションにおいて、登場人物が死の直前にやりがちな言動のことです。私たちは死亡フラグのおかげで「あ、この人死にそうだな」と身構えることができるのです。不幸というものは、しばし突然やってきて私たちに衝撃を与えます。いつその時が来てもいいように、あなたも本書を参考にあらかじめ死亡フラグを立てておくといいでしょう。