ふと、たちどまることがあったときに、そっと開きたい絵本

思い通りにいかない時、思いがけないことがあった時、

立ち止まってしまうことがあった時に、開きたい絵本を紹介します。

大きな木

シェル・シルヴァスタイン 著 村上春樹 訳 / あすなろ書房

1,320円

一人の少年と、それを見守る「大きな木」。少年が大人になってゆく中で、その木はいつまでも少年に寄り添い続けます。枝葉を落とし、ついには切り株になってさえも・・。

わすれられないおくりもの

スーザン・バーレイ 著 小川仁央 訳 / 評論社

1,320円

「トンネルの向こう」へ行ってしまったアナグマさん。もう会えないことにみんなは悲しみ、途方にくれますが、アナグマさんが残してくれたものを思い出したとき、素敵な「おくりもの」がそばにあることに気づくのです。

たいせつなこと

マーガレット・ワイズ・ブラウン 作 レナード・ワイスガード 絵 うちだ ややこ 訳 / フレーベル館

1,320円

食器や時計、野菜やくだものには、それぞれに大切な役割があるように、あなたにもあなた自身にしかない大切な役割があります。うつむくことがあったときは、それを思い起こしてみませんか?

いつでも会える

菊田まりこ 作 / Gakken

1,045円

大切な人とのお別れは、いつか必ずやってくるもの。でも、すぐ近くになくなったとしても、思い出はいつまでもそばにいてくれます。目を閉じれば、いつだってすぐ近くに、大切な人はいます。

100万回生きたねこ

佐野洋子 作・絵 / 講談社

1,650円

そのねこは、何度もよみがえることができるため、自分以外のものに心をよせることがありませんでした。しかし、本当に大切だと思える相手を見つけたとき、100万回も生きたねこに、大きな変化が訪れるのです。

だいじょうぶだいじょうぶ

いとうひろし 作・絵 / 講談社

1,100円

小さいころ、いろんなことが不安になりました。そんな時、「だいじょうぶ、だいじょうぶ」と声をかけてくれた人がいました。そんなふうに、安心を与えてくれた人に、いつかなりたいものです。

きみのことがだいすき

いぬいさえこ さく・え / パイインターナショナル

1,320円

悲しくてどうしようもないとき、くじけてしまったとき・・・。そんな自分を、きらいになることはありません。あなたのことを「だいすき」だと思っている誰かが、この本のように、そっと寄り添ってくれているはずです。

ふたりはともだち

アーノルド・ローベル 作 三木卓 訳 / 文化出版局

1,045円

がまくんとかえるくんは、大の仲良しです。一人きりでは、何かを見落としてしまう日常の中で、二人でそれを発見しては、笑って楽しい瞬間にできる・・。それぐらい、仲良しなのです。

あんなに あんなに

ヨシタケシンスケ 著 / ポプラ社

1,320円

いつの間にか過ぎてゆく毎日。ある日、ふと思い起こしてみるときがあります。「あんなに、あんなに・・」と、それぞれの瞬間と今をくらべて思い出しながら・・。そして、また日々は動き出すのです。

生きる

谷川俊太郎 詩 岡本よしろう 絵 / 福音館書店

1,430円

生きるということは、当たり前の日々を過ごすということ。一瞬一瞬の積み重ねが、一日となり、一月となり、一年となり、「人生」を織りなしてゆくのです。

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